第180話 『ぐるり一周・霧島』 (鹿児島県/出水〜鹿児島 2012年12月7〜8日)
世界一の鶴飛来地である出水にやって来ました。
ここは『鹿児島県のツルおよびその渡来地』として、国の特別天然記念物に指定されています。
「出水市ツル観察センター」の
2階から観察することが出来ます。
←2階
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黒い点→
がツルです。
遠すぎる〜((+_+)) 双眼鏡で覗いてみました。
毎年10月中旬になると
ツルの第一陣が渡来し、12月末から1月にかけて羽数はピークに達します。
そして2月初旬からツルの北帰行が始まり3月末までに大方シベリアに帰ります。
展示物もしっかりと見たら、次へ移動〜ε=ε=ε=ε=( * ̄▽)ノノ
鹿児島市の「天文館」にやって来ました。
前回ここに来たのは、第62話辺りだったと思うがまだ更新してなかった… ((((((^_^;)ニゲヨッ
そして目的は、氷白熊〜♪
白くまは、鹿児島ではカキ氷の代名詞
として古くから親しまれており“天文館
むじゃき”さんは氷白熊の本家です。
天文館とは、鹿児島最大の繁華街で、
鹿児島市にある中心繁華街・歓楽街
の総称です。
白熊→
←焼酎みぞれ
カキ氷だけではお腹が空いてしまうので、黒豚しゃぶしゃぶ発祥の店“黒豚料理あぢもり”さんへ。。
ほんとうに旨い黒豚、
食べたことありますか…
黒しゃぶコースを頂き〜♪
デザートも
鹿児島名物かるかんまんじゅうでした→
翌朝、霧島山韓国岳へ登るために登山口にやってきました。
ガスが濃い目です…
硫黄山の横を通り過ぎます。
ここは1768年(江戸時代)にできたと考えられ
ている、霧島山の中では最も新しい火山です。
山の高さは50m程度ですが、頂上には直径約
100mの浅い火口があり、付近には最大10数
mに達する火山弾があります。
少し登って…
見下ろせたのは一合目辺りまで…
見上げたら… ガス…
気温も下がってきました…
登山ルートは、こんな感じ…
霜が綺麗って思っていたが…
氷に変わった…
こんな道を歩いて行き…
見易く加工
してみました。
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「霧島山」は最高峰の韓国岳(1700m)を中
心とした火山群の総称であり、現在でも噴火
を繰り返す活火山です。
新燃岳の噴火警戒レベルは3で、現在でも火
口から半径2km以内は入山規制継続中とな
っており、獅子戸岳・新燃岳・中岳・大幡山へ
の登山はできません。
韓国岳に到着!
冷えた体を温めに「白鳥温泉上湯」へ♪ 展望露天風呂が最高!
西郷隆盛が心身を癒しに3ヶ月逗留したという温泉で、
少し下った場所に与謝野晶子が愛した下湯もあります。
そして移動〜...((((=・o・)ノ ゴーゴー♪
「三之宮峡」へ向かう手前で「陰陽石」なるものを発見! 何だろう?行ってみます。
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元県知事の東国原さんだ!
って事は…
ここは宮崎県なんですね。。
陰陽石とは、男女一対のシンボル岩のことでした。
陽石(男石)は、頭回り19m・高さ18m
陰石(女石)は、たて割れ9m、潤み舌3m
女石にしたたり落ちる男石の精水、萱薄の生いしげる
さまなど、心ありげで誠に神秘なり。
↓これが陰陽石
三之宮峡に到着! 目的はここにある櫓の轟。。
駐車場から遊歩道を歩いて行きます。
屏風岩↑
←第二トンネル(27m)
←第四トンネル(35m)
←第五トンネル
(12m)
第六トンネル→
(42m)
←河童洞
月明かりの夜人影のないとき、河童が遊び
たわむれ、1度入ったら2度と戻ってこれな
い伝説の洞窟。
櫓は火の見櫓のように高い意味です。
轟はまわりの場所では普通の沢音のように聞こえるが、滝壺を
のぞきこむと淵にこもった滝音がとどろきわたることから、地元
の人がいつからともなく「櫓の轟」と呼ぶようになりました。
そして、「櫓の轟」に到着!
残したい日本の音風景100選に選ばれています。
落差7.5m、深さ3m↑→
トロッコが通るために
掘られたトンネルは、遊歩道に11あります。
再び鹿児島県へ。「霧島神宮」までやって来ました。
神宮前の国道223号は、宮崎県小林市から
鹿児島県霧島市まで走る一般国道で、主要
観光道路であり、日本の道100選に選ばれ
ています。
←坂本龍馬・おりょう
新婚旅行記念
安納芋のやきいも発見!
安納芋と呼べるのは、
鹿児島県種子島産だけ!
とっても甘くてクリーミー♪
大きさは
自分で選べます。
観光案内所に霧島ジオパークインフォメーションセンターがありました。
今朝登って来た
韓国岳↓
そして再び宮崎県へ。都城市の「関之尾滝」までやって来ました。
関之尾公園には、幅40m・高さ18mの大滝と男滝と女滝の
3つからなる関之尾滝と、滝の上流600m幅80mにわたっ
て広がる甌穴群があります。
甌穴とは、約34万年前に形成された河床の溶結凝灰岩の
割目に砂や石ころが入り、水の力と長い年月をかけて出来
上がったもので現在も進行中で、大きいものは3mを越える
ものなど、一帯に数千個の穴が散在しています。
←滝の上側、甌穴群です。
つり橋を渡って、滝を一周します。
夕飯〜今日は安納芋しか食べていなかったような…o( >ω<)o
宮崎県と言えば、
チキン南蛮♪
都城市内のレストラン
Ryuさんです。
←もも身 胸身→
桜島経由でフェリーに乗って鹿児島へ向かいます。
桜島港出航〜♪
15分で
鹿児島港に到着♪
「鹿児島城」にやって来ました。
西郷隆盛洞窟↓
城山公園からの鹿児島市街夜景↓
←西郷隆盛終焉の地
ローソン桜島店オリジナル焼酎の“おいがさくらじま”発見!
白麹と黒麹の2本セットを買いました。。(= ̄▽ ̄=)V
―波乱の道、ここで尽きる―
ズドン、ズドン!2発の銃弾が西郷隆盛の腰を大腿部
を撃ち抜きました。城山洞窟を出てわずか300m、65
0歩でついに途は閉ざされたのです。「晋どん、もうここ
らでよか。」東を向き、皇居を伏し拝む西郷に、別府晋
介の介錯の太刀が振り下ろされました。1877年(明
治10年)9月24日のことです。西郷を敬愛する私学生
を中心に強大な反政府勢力となった薩軍が2月15日
に50年ぶりの豪雪をついて熊本に軍を進めて以来、
7ヶ月もつづいた「西南の役」が終わったのです。
熊本城の攻防、田原坂の激戦に破れ、人吉から宮崎、
延岡に逃れた薩軍はついに解散。西郷以下の幹部は
宮崎県北の可愛岳を突破し九州の中央山脈を縦走す
る難行軍の末、故郷鹿児島を死に場所に選んだので
す。岩崎谷の銃声がや止み、西
郷の死体が発見された時、政府
軍の総司令山県有朋中将は「翁
はまことの天下の豪傑であった。
残念なのは、翁をここまで追い込
んだ時の流れだ。」と語り、いつ
までも黙祷したということです。
軍服姿の西郷さん銅像→
台座を含めて高さ8mです。
最後に、さつま料理で旅の完結! 正調さつま料理 熊襲亭さんにラストオーダー間際に滑り込み♪
きびなごの刺身↑
地鶏のたたき↓
黒豚のとんこつ↓
きびなごの唐揚げ↑
きびなごの塩焼き↑
○鹿児島名物のきびなごは、新鮮でピカピカと
銀色に輝き、まるで宝石のようです。
○黒豚とんこつは、骨付きあばら肉を3時間以
上じっくりと煮込んで、黒砂糖と焼酎、味噌、生
姜で仕上げた鹿児島の人気料理です。
○さつま地鶏は、秋田比内鶏、名古屋コーチン
と並んで、日本三大地鶏に数えられています。
今回は、鹿児島から宮崎までまたがる霧島山を周遊する旅となりました♪