第179話 『温泉気分~岐阜♪』 (岐阜県/飛騨小坂~中津川 2012年12月2日)

「根尾の滝」を目指して、岐阜県飛騨小坂にやってきました。
そして、濁河川をと椹谷の合流点まで進んで行くと「巌立」が出現!

巌立とは、高さ72m・幅120mの大岩壁で、約5万4千年前に御嶽山の
噴火によって流出した溶岩流の末端部分です。同じ様な岸壁が上流17
kmに渡って続いており、付近一帯は「巌立峡」と呼ばれています。






滝めぐり案内所はまだ開いてません…8時前だもんね。。

根尾の滝案内が… 駐車場まで5.5km、駐車場から滝まで歩いて往復2時間。。

サワラ谷を上流へ進んでゆくと、2つの滝を発見!

谷まで降りて突き当りを
右へが“あかがねとよ”、左が“からたに滝”です。

○あかがねとよ
サワラ谷の支流唐谷にあり落差14mの斜め滝
です。赤く苔むしていたことから銅(あかがね)色
と、雨水を流すとよに似ていることから、この名
前が付けられています。

○からたに滝
サワラ谷の本流の滝で落差15m、滝の周囲は
御嶽山の柱状背節理の溶岩で固められており、
右岸側はドーム状になっており遠くまで滝の轟
音が響き渡ります。

根尾の滝駐車場に到着!

注意事項は
よく読みましょう!

時間に余裕のないとき、
準備が不十分のときは
計画をとりやめる。
と書いてある(`ε´)

遊歩道から滝まで片道2.2kmです。

入口入って間もなく
旧御岳登山道2合目の標識が現れました。

つり橋を渡って、濁河川を横切ります。

○あまどり岩
この岩壁は、巌立と同じ御嶽山の噴火による溶岩で
形成されたものです。

滝まであと100mの標識♪

○根尾の滝 落差63m、幅約5m
飛騨小坂は、御嶽山を源とする河川が多数あるため、滝が多く
あることで知られています。高さ5m以上の滝が200ヶ所以上あ
るが、根尾の滝は唯一日本の滝百選に選ばれた滝です。

←クマよけ たたけ と書いてあります。
 ( ̄(エ) ̄)y-゜゜゜出会いたくない…

やっぱ、一人で山道を歩いていると
心細くなるものでして…
  色々な動物に出会ったが、
  クマさんにはまだ出会っていません。。
    †┏┛墓┗┓†クマメシヤ~((~~~(m ̄(エ) ̄)m

滝めぐり案内所まで戻ってくると、営業時間(8:30~17:00)になっていました。

ストーブが暖かいよー(>_<")
滝100選めぐりしている事を話すと、
小坂の滝めぐりガイドさんと意気投合!!

マニアの会話ですな…(*´σー`)エヘヘ
岐阜の滝は、ここ制覇でコンプリートです。。

ここから歩ける滝があったので、行ってみます♪

巌立はパワースポット?
三ッ滝までは250mですです。

○三ッ滝
下段の滝(落差5m)、中段の滝(落差11m)、上段の滝(落差6m)からなり、三つの滝を合わせて三ッ
滝といいます。滝壺の水深は3~5mほどあり、上段の滝の滝壷は落差は小さいのですが一番広く深い
ので、太陽光線が差し込むとエメラルドグリーンに変わります。

散策しながら
  植生も楽しめます。。

下呂温泉に移動~♪

江戸時代には、儒学者 林羅山により、有馬・草津と並ぶ日本三名泉と
謳われた下呂の湯です。
これで三名泉制覇となりましたヽ( ゜ 3゜)ノ。

駅前の観光案内所で、湯めぐり手形購入。。

この手形1枚で湯場めぐり加盟旅館のお風呂3ヶ所に入浴できます。(6ヶ月間有効)

1軒目に選んだのは、
水明館(昭和7年創業)さん♪

1万余坪の敷地に4つの
館を持つ老舗旅館です。

←山水閣1F
 龍神の湯(男性)

2軒目に選んだのは、
望川館(1817年創業)さん♪

飛騨川に佇む眺望自慢の老舗旅館です。

約20畳の開放感溢れる露天風呂→

3軒目に選んだのは、
湯之島館(昭和6年創業)さん♪

湯之島山を背景に、しっとりと
した落ち着きを漂わせる老舗
一軒宿で、登録有形文化財
に登録されています。。

露天風呂 山渓の湯↓

昭和天皇・皇后両陛下も
御宿泊なされた旅館です。

道の駅「加子母」まで移動~♪

加子母はトマトの生産技術がトップクラス。
トマトソフト頂きました~♪

加子母は、東濃ひのきの里でもあります。

“ふれあいのやかた かしも”に、日本一の大ヒノキの年輪板がありました。

←大きな木造建築
ヒノキ造りではありません
が…

↓↓↓↓↓↓

・平清盛、太政大臣になる。
・源頼朝、鎌倉幕府をひらく。
・足利尊氏、室町幕府をひらく。

↓↓↓↓↓↓

・種子島に鉄砲伝来
・ペリー来航
          など

←年輪と歴史が
表示されています。

日本最大の「木曽ひのき」年輪板
樹齢…925年、 樹高…36m、 目通り周囲…7m、 材積…64㎥
加子母村は豊富な山林資材があった為、江戸時代は尾張藩領として江戸城改築等にヒノキ材が伐採さ
れました。 天保9年(1838年)この大ヒノキを御神木として選び、祭られてきました。 昭和9年9月、室
戸台風で一の枝から折れて枯れはじめ、昭和29年の秋、杣人11人により木曽山古来の「三つる切り」
により切り倒されました。

移動~大杉地蔵尊に国指定天然記念物の「加子母大杉」があります。

加子母に来たら
一度は見たい観光スポット!!

加子母大杉は、樹齢千数百年の長寿杉。今でも旺盛な成長を続けており、
時空を超えた荘厳な輝きを放っています。

高さ…31m 周囲…13m
独立して生えているので良く目立ちま
す。

帰り際にもう1つ。「加子母観音」を発見!

加子母は94%が山です。

国道275号沿いに立つ加子母
観音。黄金に輝いていて目立っ
ています。

そして後ろの木が、なんじゃも
んじゃの木。5月末には雪が積
もったような真っ白な花が咲き
ます。

最後の締めはやはり温泉です。。

付知峡倉屋温泉
       「おんぽいの湯」
100%天然温泉かけ流しで
す。

おんぽいとは、川で材木を流
していた時の賭け声なんです。

今回は、岐阜県下呂から加子母を巡った、温泉満喫旅となりました。