第176話 『日本武尊伝説・伊吹山』 (滋賀県/関ヶ原〜彦根 2012年11月3日)

伊吹山を目指して「伊吹山ドライブウェイ」入口にやって来ました。
山頂駐車場まで車で登ってゆきます...((((=・o・)ノ ゴーゴー♪

ドライブウェイ全17km中の10km地点
から望んだ「伊吹山」→
上平寺越駐車場で小休止です。。

登ってきたWヘアピンカーブ→

松尾芭蕉の『奥の細道』は、伊吹山の麓街の大垣市で
終えますが、その途中で伊吹山を称えた句を詠んでい
ます。
←“そのままよ 月もたのまし 伊吹山” 芭蕉

山頂駐車場の手前では、望遠レンズのカメラマン達が何かを待っていました。

オオタカを狙っているとの事でしたが、1日中待って撮れるかどうか…だそうです。

山頂駐車場へ着くと、よもぎソフトを発見!

ちょっと寒かったですが、
よもぎソフトは初めてだったので、
            もちろん買い^^

山頂までは、駐車場から歩いて40分です。
          ソフトクリームで冷えた体で歩きます〜(。><)

しっかりと、ヨモギの味がしました。

頂上に着いたら、
まず伊吹山寺覚心堂で参拝。。

そして山頂へ♪
  南・北アルプスと比べると
  楽ちんハイキングやね〜♪

そしてこれが、山頂の日本武尊像です。。

伊吹山の荒ぶる神を征伐するために、伊吹山に登ったという伝説があります。

伊吹山を楽しんだあとは、麓の醒ヶ井駅へ移動〜、「居醒の清水」が目的です。
居醒の清水は、荒神との戦いで傷ついた日本武尊が高熱で意識もうろうとな
り、ここで体を冷やし高熱を醒まし、気力も回復したと伝えられる場所です。
中仙道の宿場町として栄えてきた醒井。その町の中を流れる地蔵川。水温は年間を通じて
14℃前後と一定してるため貴重な水中花“梅花藻”や絶滅危惧種の“ハリヨ”が生息してい
ます。

案内所で、名水のほかに“お葉付銀杏(天然記念物)”があると教えてくれ
ました。葉の上に銀杏の実がつくという不思議な銀杏、後で寄ります。

地蔵川では、
梅花藻が花を咲かせていました。

なんと梅花藻ソフトまで!
季節的に販売終了でした。。

そしてハリヨは… 泳いでいる姿は確認出来ず。 水槽にいました。。

資料館は見学出来ましたが…

木彫り美術館は、本日から冬季休館でした…(T_T)。

そしてここが「居醒の清水」で地蔵川の源となっており、醒井の地名の起源とされます。

十王水、西行水などの湧き水もあり、滾々と湧き出し
て地蔵川に流れ込んでおります。

十王水→

西行水↓

お葉付銀杏に立ち寄りです。

○天然記念物 了徳寺御葉付銀杏
周囲約2.5m、高さ約12m、樹齢約150年、雌株

毎年8〜11月上旬ごろの間、数多くの銀杏が実を実らせます
が、その一部は葉面上に付いています。
銀杏の発育が不完全なものが多く、小さくて、長楕円や、細長
く普通の銀杏と著しく形が異なっています。
葉面上に生じる銀杏の数は、多い物で5〜8個ですが、おおむ
ね1〜2個で葉脈が次第に太くなり、先端の所が主に形作られ
てゆきます。
化石から出土された「いちょう」によく似ていて、銀杏が葉面上
に生じるのは、花が枝や葉の一部だという学説を裏付けるもの
です。
「いちょう」は、中国及び日本の特産で、
我が国においては神社仏閣の境内に
数多く植えられていますが、この「おは
つきいちょう」のような葉面上に銀杏を
生じるものは少なく、貴重なものとされ
ています。
昭和4年12月17日、国の天然記念物
に指定されました。

もう一丁、「山比古湧水」に立ち寄り〜♪

山比古湧水は、宇曽川渓谷にある鈴鹿山系の湧き水
で、近くに鎮座する山比古地蔵尊にあやかって名づけ
られた名水です。
↑この絵が何だか怖かった… 山姥(やまんば)と孝行息子の伝説が伝えられています。

最後にお腹空いたので、近江ちゃんぽんへ〜やっほ^−^♪

彦根市の“麺類をかべ”という一軒の
食堂から生まれた、たっぷり野菜と和
風だしのちゃんぽんです。

輝く黄金スープの近江ちゃんぽんは、
ちゃんぽん亭総本家本店で頂きました。

今回は、車で登る伊吹山登頂の楽チン制覇の旅でした。